Carmen Herrera

カルメン・エレーラ
カルメン・エレーラは1915年にキューバに生まれ、30年代頃から絵を書き始めている。それから60年間、エレーラは輝かしい(しかし禁欲的な)作品をどちらかと言えば孤独の中で描き続けたものの、一度も絵を売ることはなかった。

そして2004年に転換期が来る。
89歳にしてエレーラは始めて絵を販売。

その販売によって彼女の世界はガラリと変わる。コレクターたちは夢中で彼女の作品を探し始め、モダン・アート美術館やハーシュホーン美術館、テートモダンまでが常設展示のために作品を買い求めた。

彼女はその生涯の殆どの時間を、作品のそぎ落とし、その本質のみをあぶり出すことに注いでいたように見える。そのような作業は60年代にミニマリズムなんていうものが発生するかなり前から行われていたのだ。

すごいことなんだ。
カルメン・エレーラ