genie zeiger said

ジーニー・ゼイガー

本当に素敵な会話というものはエロティックなものです。
- ジーニー・ゼイガー・Sun マガジンの記者


74歳のユング心理学の世界的大家、ジェームス・ヒルマンをインタビューした時の記事。最初の印象は「力強く、同時に恥ずかしがり屋」で、インタビューが始まるまではゼイガーの顔を見ることはなかったという。しかし、インタビューが始まると激しい集中力で話に関わり、「会話の周辺に性的な飛沫が響いているように感じられた」と記している。

誰かと一緒に演奏している時でも、たまにこういう飛沫を感じられるときがある。

それと同じ。

francis bacon said

The creative process is a cocktail of instinct, skill, culture and a highly creative feverishness. It is not like a drug; it is a particular state when everything happens very quickly, a mixture of consciousness and unconsciousness, of fear and pleasure; it’s a little like making love, the physical act of love.


創造的なプロセスとは本能と技術と文化のカクテルであり高い創造性の発熱なのです。それは麻薬のようなものではなく、意識と無意識が混ざり、恐怖と悦びが混ざる、全てのことが一瞬のうちに起こる特別な状態なのです。愛の肉体的な行為、セックスのようなものです。

Swan dive!



オールドスパイスの香りって良く言えばマッチョ、あるいはダンディ。悪く言えばおっさんっぽいのだけども、今までのCMシリーズ(実に人気があるんだ!)から路線を少し変えて、今回の新しいCMでは「男性的」というものの印象に「繊細さ」が取り入れられている。ただオールドスパイスのCMはバカバカしくなければ僕が個人的に許さないので、そのあたりが変わってないのは非常に嬉しい。

“Swan Dive!”

あほだ・・・。こんなにマッチョな言い方でこのフレーズを聞いたのは始めてだ。

やあ、淑女のみんな、調子はどうだい?
元気なんだ、素晴らしい。

君のだんなは僕のような容姿かい?
ノー。

彼は僕のような匂いにすることができるかな?
イエス。

彼はオールドスパイスのボディワッシュを使うべきだろうか?
どうだろう・・・。

君は冒険の匂いは好きかい?
君は彼自身の手によって建てられたキッチンの中で
君のためにおいしいケーキを焼いてくれる感じの
そんな匂いがする男が好きかい?
もちろん好きだろう。

飛び込んでみよう。
人生で最高の夜の中に。

それではみなさん、あなたのだんなはオールドスパイスな匂いをさせているべきだろうか?
わかってるんだろ?


ちょっと街を疾走してオールドスパイスを探してくる。

La Cuarta Luna

もうずいぶんと昔にやめてしまったグループの為に書いた曲。「夜通し遊んで空が少し明るくなってきたところで、脱ぎ捨てたTシャツをみんなで振り回しながら踊れたらいいな」なんて考えながら作ったのだと思う。

たぶん。

「作った時の気分とか体験が曲に現れる」と思っている人がいるけども、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。この曲を書いた頃に何をしていたのかは古い手帳を見れば思い出せるけども、それがどれだけこの曲に反映されているのか、それは僕にはわからない。なぜ書いたのかは覚えている。事務所の方に「そろそろ作らないと制作に間に合わないよ」と怒られたから。世話になっていた友人の横顔を思い出しながら数時間で作り上げた。

結局僕はそのグループを離れてしまい、夜に踊るような場所での演奏もやめてしまったので、その週に書いた他のいくつかの曲と共にPCの奥の方に眠っていた。今日、midi データを引っ張り出してみてミックスしながら、子供たちと暑い夏の夜に踊るときだけのためにこんな感じの曲をいくつか作ってみようかな、と考えていた。職業音楽家としてではなくて、完全に個人の楽しみとして。

La Cuarta Luna (brazilian summer mix)



レゴによる「雨の中の涙」



僕は君たち人間たちが信じられないであろうものを見てきた。

オリオン座の肩先で燃え上がっている宇宙船。タンホイザーゲートの近くで暗黒にきらめく人工オーロラも見たことがある。

そういう思い出も 時の中に消えていく

・・・まるで雨の中で流される涙のように。

死ぬ、時が来た。


「ブレードランナー」のレプリカントであるロイが作品の終盤で放ったこのセリフ。人造人間に自我が芽生え、とんでもない能力を持った人類の敵になっていくなかで、最終的にたどり着いたのが詩的な表現だったというのが実に美しい。

「雨の中の涙」のくだりは台本にあったのではなく、ロイの役を演じたルドガー・ハウアーがその場の思いつきで入れたもの。

オリジナルはこれ。