黒人歴史月間について / モーガン・フリーマン

米国の60分の中で3つのテーマを取り上げる「マガジン・スタイル」の人気番組、60 minutes. 今では名誉記者となったマイク・ウォラスが名俳優、モーガン・フリーマンにインタビューしている中の60秒。世の中にいくつもある「なんちゃら月間」、そしてあらゆる種類の差別について、フリーマンに僕は新しい種類の確信を与えてもらった。

マイク・ウォラス(以下 W)“黒人歴史月間”。あなたに言わせると・・・。

モーガン・フリーマン(以下 F)馬鹿げてる。

M:なぜ?

F:あなたは僕の歴史を1ヶ月にまで格下げしたいの?

M:そんな言い方・・・

F:あなたの歴史はどうしたいの?白人歴史月間っていうのは何月なのさ?

M:(困惑)

F:ほら、言ってごらんよ。

M:私はユダヤ人です。

F:わかった。じゃあ、どの月がユダヤ人歴史月間なの?

M:そういうものはあありません。

F:ほほう・・・。へえ、何故ないの?

M:んー・・・。

F:そういう月があったらいい?

M:いや、いらないです。

F:だよね。わかった、わかった。僕もいらないんだ。黒人歴史月間なんかいらない。黒人の歴史は米国の歴史だ。

M:どうやって人種差別をなくしていけばいいのでしょう?

F:それについて語るのをやめたらいい。僕は君を白人と呼ぶのをやめる。

M:はい。

F:そして君が僕のことを黒人と呼ぶのをやめるようにお願いする。僕は君がマイク・ウォラスだって知っているし、君は僕がモーガン・フリーマンだって知っているだろ。

文体に違いを入れたのは、インタビュアーとインタビュイーの違いを明確にしたかっただけで、実際には対等の立場でお互い相手を尊重して会話は行われている。(マイク・ウォラスさんが、少々押され気味ではあるけども)

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