路傍の墓石

11.08.2019

午前、楽器練習。曲作り。

午、ユカ芋のパン。

午後、疲弊仮眠。原稿。書見。

Theories are always very thin and insubstantial, experience only is tangible.

– Hosea Ballou

理論は常に薄っぺらくて空虚だ。経験のみが実体を持っている。

– ホージア・バルー

週末の間、色々な演奏家、そしてよく自分が知らない曲を片っ端から聴いていった。音楽を聴くという行為は読書と違って、時間を端折ることができない。晴天の空を眺めているようなもので、時には何も起こっていないのではないかという気さえしてくる。

世の中には名曲と言ってもいい曲、名演奏家と言ってもいい人が沢山いて、それでも様々な理由で忘れ去られたり、認知されずに終わっている場合も多い。聴く人の時間も制限されているから、海のものとも山のものともわからないものに手を出すこともなく、掃除されることもない小さな墓石のように、ただそこにある。

よくもこんな小さな才能で音楽を作り続けてきたなあ、という僕のような人には、チョモランマや天岩戸からよりも、路傍の墓石からのほうが学べることが多かったりするんだ。

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