小さな物語

29.06.2020

午前、検査諸々。

午、ビーチェ、パエリア。

午後、曲作り。仮眠。事務作業。書見。

How could I make a little book, when I have seen enough to make a dozen large books?

– John James Audubon

長大な本を1ダースほどは書けるくらい見聞きしてきたのに、小さい本など書けるものか。

– ジョン・ジェームズ・オーデュボン

発端は些末なことで、掛かりつけの医師との個人的な会話で「これとあれを調べてもらいなさい」と言われたからだった。翌朝なぜか「行ってみるか」と近隣の大学病院を訪れ、帰宅してパチパチと手を叩いていると何故か試験場から電話がかかり「あなたは昏睡状態にあるべき人間です」と怒気を含んだ声で言われた。

いやあ、実際こうしててをパチパチと叩いているのだけども・・・。

その後、訳が分からぬまま国立病院に入れられ、いろいろな科に盥回しされた結果、神経科のベッドが与えられた。週末だったこともあり、24時間後に担当医師が訪れた時、彼の目を見据えて「もう自分で治すのでここから出してください」と頼み、望みは受諾された。

今では音楽も聴けるようになったし、まともな文章なら少しは読めるようになった。

色々と検査は続く。だから何だということは誰も言わない。少々腹が立つ世の中だ。

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