作品と気質の統一感

09.01.2018

午前、楽器練習。曲作り。

午後、事務作業。娘が作ったタコス。グレゴリオ聖歌関係書見。

The modern work of art, as I have said, is a symbol.


– Herbert Read


現代のアート作品とは、いつも僕が言っているように、記号なんだ。


– ハーバート・リード

イザイによると歴史的に見てバイオリンの演奏は3つのタイプの偉人たちによって育まれてきたという。

  • コレルリ、ヴィオッティ、ヴュータンによるロマン主義的な表現
  • ロカテッリ、タルティーニ、パガニーニによる機械的な完璧性
  • イザイ、ティボー、エルマン、サメティーニによる叙情的な表現

それぞれの演奏家が自分の演奏様式にフィットした作曲技法を持っていて、音楽活動全体として(おそらく教授活動も含めて)人間的な気質に基づいた統一感があった。名前が挙がっている作曲家の中でも古い人達は録音なども残っていないのだけども、不思議とその肖像画や手紙等と楽曲が同じ雰囲気を持っているんだ。

牛丼屋の鰻丼のような「企画物」の作品を作らなかった。作る必要がなかったのか、聴衆がそんなものを求めていなかったのか、そのあたりのことは分からない。昔の人は偉かったという側面もあるかもしれないけども、世の中のスピードが加速して、音楽の聞かれ方が変わってしまったのも確かだろう。

僕が作る作品と僕の気質が、なんだかの統一感を持っているといいのだけど。

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