今日もひとつのコンサート

10.11.2015

午前、事務作業。サウンドチェック。

午、鶏飯。

午後、曲作り。コンサート。

If you are neutral in situations of injustice, you have chosen the side of the oppressor. If an elephant has its foot on the tail of a mouse and you say that you are neutral, the mouse will not appreciate your neutrality.

– Desmond Tutu

君が不公正な状況において中立でいるとしたら、それは圧制者の肩を持つことを選んだということ。象がネズミの尻尾を踏んづけている時、ネズミは君の中立性を喜ばないだろう。

– デズモンド・ツツ

先住民のあまり知られていない楽器や言葉を拾ってきては、舞台に座り込んで吟遊詩人的に演奏を繰り広げるエンリケ・マレス。今まで何度か一緒に演奏してきたけども、あくまでもプロデューサによる「マーエダの都市型音楽との対比」という枠組みの中での事だった。

音楽生活50週年を記念に2枚組のCDを作るのでと参加の要請を受けるも、予算が少ないのだという。「いいよ、そんなの」と8曲ほど録音したのが一年前。やっと完成したというので、コンサートに参加してきた。

楽屋で香が焚かれ、酒を大地の母に捧げ、その他先住民伝統の儀式を行って、リハーサルで決めたこととは全く関係がないような演奏をした。

資本主義の枠組みで行われている音楽活動において無償奉仕を頼まれる時、僕は大抵の場合断る。そこにできるだけ多くのお金の発生を願っている人がいる限り、利益の分配を申し出る。でも、そんな枠組みから外れてた場所で音楽をやっている人からはお金は貰わない。別の何かを確実に得られるからそれでいいんだ。

自分が属する社会の論理を、別の社会に属する人に振りかざすのは、単なる暴力だ。

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