デニソフのバッハ

10.08.2019

午前、楽器指導。曲作り。

午、焼きそば。

午後、事務作業。書見。

Estamos viviendo una época muy difícil para los proyectos culturales porque se confunde el éxito de masas con el éxito cultural. No podemos competir desde la cultura con los éxitos comerciales. Nunca un proyecto cultural debe medirse por su capacidad de generar riqueza sino por su sentido, por lo que lo justifica.

– Jordi Savall

昨今は数や量による成功と文化的成功を混同してしまうから、文化事業がやりにくくなっている。文化の側から商業的成功と張り合うことはできない。文化事業は金儲けの可能性によってではなく、その正当性によって評価されるべきなんだ。

– ジョルディ・サバール

前世紀、ソ連では、西側の前衛性は退廃として非難され、西側では、ソ連の調性音楽に象徴される保守性は文化統制の象徴として酷評された。もちろんこれは偉い人たちの見解であって、大衆は「やはり我々の芸術家ははあいつらよりも優れているのだな」と盲目的に信じ手をパチパチと打っていたし、文化に携わる当事者たちは「政府の犬どもの痴呆加減には呆れるわ」と苦虫を数匹潰していた。

21世紀の日本にはクール・ジャパンなんていう言葉があって、日本の内閣府「クールジャパン戦略のねらい」によると「外国人がクールととらえる日本の魅力」であり、クールジャパンの情報発信(日本ブーム創出)・海外展開(海外で稼ぐ)・インバウンド振興(国内で稼ぐ)によって世界の成長を取り込み日本の経済成長を実現するブランド戦略なのだそうだ。

いつもの如く1世代遅れて日本でも似たようなことが起こっているわけだ。

数百年前から文化とは外部との交流を経て、制作者や観者が個人的に咀嚼を行った結果だというのは自明の理であったはずなのに、頭が弱い人達はこういうことすらわからない。

欧州で古楽再考なんてやっていた頃、ソ連ではバッハを使ってこんな美しい音楽を作っていた。

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