キャベツの葉を洗って

13.02.2020

午前、曲作り。

午、蟹のスープ。

午後、リハーサル指揮。原稿。暗闇野狐禅。

I threw my cup away when I saw a child drinking from his hands at the trough.

– Diogenes

子供が飼い葉桶から手で水を掬って飲んでいるのを見て、僕は自分のカップを投げ捨てたんだ。

– ディオゲネス

僕は一人暮らしの割に外食をしない。家から出るのが面倒くさいということもあるけども、住んでいる地域に店がないということが大きい。

幼児の頃、両親が年に数度、近くの(当時はまだ珍しかった)ファミリーレストランのようなものに連れて行ってくれた。「目玉焼きが食べたい」「冷奴がほしい」と手足をばたつかせる僕を「普段、家で食べられないものを食べなさい」と父がたしなめた。

これには困った。普段食べていないということは、それがどのようなものなのか想像すらつかないからだ。

今ならばわかる。わかるけども、子供は高いものを食べたいわけではないということを、自分が父親になった今も忘れてしまうことがある。

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