ミニマイズ

23.06.2018

午前、楽器指導。楽器練習。

午、豚肉照り焼き。

午後、有朋自遠方来 不亦楽。書見。

Have nothing in your house that you do not know to be useful, or believe to be beautiful.

– William Morris

家に使い道がわからないもの、あるいは美しいと信じられないものを置かないように。

– ウィリアム・モリス


音楽を磨いてより良いものにしていくのは骨が折れるし、そのうちポキっと折れてしまうけども、いらないものを排除していくと塩梅が良くなることが多い。

可能なことをすべて積み上げても、美は生まれない。カレーと同じ。


下降する精神

22.06.2018

午前、スコア勉強。楽器練習。

午、蛋雑炊。

午後、事務作業。大根ミートソース作成。書見。

Are you really sure that a floor can’t also be a ceiling?

– M. C. Escher

床が天井になり得ないって本当に思ってるの?

– マウリッツ・コルネリス・エッシャー


床はもちろん天井になり得る。養源院や宝泉院に行って上を見ればわかる。

昨日の床を今日の天井にすることができるか?昨日の当たり前を、可能性の一つに葬り去れるか。

不可能ではない。


インティライミ

21.06.2018

午前、スコア勉強。楽器練習。

午、蛋湯。

午後、楽器練習。鶏のフリカッセ作成。書見。

Zeal is a volcano, the peak of which the grass of indecisiveness does not grow.

– Khalil Gibran

熱意は火山。優柔不断の草が生えることのない頂。

– ハリール・ジブラーン


夏至。北半球においては日照時間が一年で最も長く、南半球においては最も短く、僕が住んでいる赤道上ではいつもどおりの12時間の日。とは言え、これから太陽が頭上に向けて戻ってくるわけだし、天文学的には数kmとは言え南半球にいるわけだから、踊り歌い、大地を足で踏み鳴らし豊穣を願う。

僕のようにのんべんだらりと過ごしているおっちゃんにとっては、一年の括りはあまりにも目まぐるしい。目下の仕事に追われて歌い踊るのを忘れてしまった。

来年の夏至は必ず。


牛ミノ的な人

20.06.2018

午前、会議行脚。リハーサル設営。曲作り。

午、ドーナツ。

午後、楽器練習。つくね焼き、大根浅漬作成。書見。

A man is what he thinks about all day long.

– Ralph Waldo Emerson

その人が一日中考えていることの内容、それがその人だ。

– ラルフ・ワルド・エマーソン


娘の始業時間に少し早めに着いたので、西欧系の旅行者を想定しているのであろうカフェに入ってカプチーノを飲んだ。これといった朝食メニューはなかったので、別れ際に「父ちゃんは牛ミノのシチューでも食べてこようかな」と声をかけた。残念ながら道で多くの人たちと会ってしまい、それは叶わなかったけども、頭の中にはピーナッツソースで煮込まれた牛ミノで占領されてしまった。

今日は一日、僕は牛ミノ的な人だったわけで、おそらくそれは食べることによって消滅し、僕は牛ミノではなくなる。

なんか哲学的だ。


季節転換

19.06.2018

午前、曲作り。

午、鶏モツスープ、炒飯。

午後、経営会議。プログラム委員会。焼ききしめん作成。書見。

I’ve always tried to go a step past wherever people expected me to end up.

– Beverly Sills

みんなが「ここまで行くのだろう」と思っている、もう一歩先まで、いつも行こうとしているの。

– ビヴァリー・シルズ


キトの旧市街は(大抵の旧市街がそうであるように)道が狭く、一方通行や歩行者専用の道が多い。街を横断するにしても歩いたほうが早い場合が多いので、今朝も娘のインターンシップ先の仕事場まで一緒に歩いて、そこからのんびりと自分のオフィスに歩いて行った。

ここには3種類の人達がいる。仕事で早足に歩く人。観光で建造物を見上げながらゆっくりと歩く人。そして僕のように、面倒臭そうに足を動かしている人。

午になると歩いて10分ほどの中華屋に一人で向かう。他にいくらでも店はあるのだけども、午前中の曲作りの内容を反芻して方向修正を決定するのにちょうどいい距離だから(そしてニュースをTVをやっているチャンネルに変えてくれるから)気分転換に都合がいいのだ。

今日は午前中の仕事をすべて破棄して、楽器編成を変えて新しく作り始めることを、鶏モツを麦酒で喉に流し込みながら決めた。さくっと書いて送信。これで目下の案件はほとんど終了。

インティライミを前に生活の中心を曲作りから楽器演奏に転換する。