アンチかるた

04.10.2019

午前、洗濯清掃。曲作り。

午、スパゲティ・ミートソース作成。

午後、事務作業。書見。

The near stillness recalls what is forgotten, extinct angels.

– Georg Trakl

穏やかな静寂は忘れ去られたもの、絶滅した天使たちを思い起こさせる。

– ゲオルク・トラークル

曲を作り始めた頃は、とにかく複雑な技術を習得したくて、わかったようなわかってないような技術をすべて導入して、それはそれは複雑に聞こえる音楽を作っていた。

10年ほど勉強を続けると、今度はシンプルに書いて複雑な結果を出す方法を模索するようになった。大抵の理論はわかってしまい、日の下に新しき者なしというか、合ったとしてもそれは僕ではないことに気がついてしまったんだ。

それから10年程経つと、今度はシンプルに書いても複雑に書いてもいいから、シンプルに聞こえる曲を作り始めた。どのように書くか、どのように弾くかに焦点を合わさず、どのように聞こえるかに注目していたんだ。

最近それも止めた。和音や旋律、あるいは律動のような要素に関しては全く興味を失った。時間の構成と移ろう雰囲気、それだけでいい。そう感じ始めると、百人一首のかるた大会が嫌いになった。実に野蛮だ。

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